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空き家問題について解説しています!
カテゴリ:不動産コラム  / 更新日付:2022/12/27 18:13  / 投稿日付:2022/12/27 18:13

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☆空き家が抱える問題をご存じですか?


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空き家を所有している、相続等で空き家を所有することになった、という方は多いのではないでしょうか。空き家は文字通り、だれも住んでいない家のこと。国土交通省によると「1年以上誰も住んでいない状態」「1年以上なにも使われていない状態」、そのような状態の住宅を空き家と定義しています。空き家は適切な維持管理がなされないと、持っているだけでどんどん建物の劣化も進み、修繕費用や固定資産税といった問題も発生します。今回は空き家劣化の原因、「とりあえず空き家で維持する」の危険性、空き家は売却を検討することをおすすめする理由について解説します!

 

 

■空き家が劣化する原因

人が住んでいれば、その劣化に気づき、その個所の修繕や維持管理ができますが、一旦空き家になってしまうと劣化に気づかず、放置され最悪の場合空き家の倒壊にも繋がってしまいます。

 

・喚起不足

人が住んでいる家は扉や窓の開閉、換気扇などのように空気の流れや入れ替えがあれば、劣化は防げますが、空き家は空気の流れがない為、空気の滞留による湿度やカビの発生、木材の腐食により建物の劣化が進みます。

 

・雨漏り

外壁のシーリング材の剥がれ、割れた窓ガラス、屋根の破損などメンテナンスが不足すると、台風や暴風などの雨風により雨漏りが発生し、劣化につながります。

 

 

・害虫や害獣の発生

 人が暮らしていてる家でも害虫は発生することを考えると、当然空き家でも害虫が発生します。掃除がされないためホコリや腐食した木材を餌にゴキブリやシロアリやネズミなどが入り込んでしまいます。人の気配がない空き家は害虫にとって危険が少なく繁殖しやすくなり、ひとたび害虫が侵入すると劣化のスピードは速まってしまいます。

 

 

■「とりあえず空き家で維持する」の危険なリスク

上記、空き家が劣化してしまう以外にも「空き家で維持」のリスクを見てみましょう。

 

・犯罪の温床やゴミ捨て場化等、治安の悪化やご近所トラブルを招く

人の気配がない、明かりがつかない、郵便ポストがいっぱい、等外観からでもここは空き家だと判断されてしまうと、空き巣や放火、またゴミのポイ捨てや不法投棄等、治安の悪化を招き、近隣住民にも迷惑が掛かってしまいます。

 

・住んでなくても維持費や税金が発生する

「固定資産税」は不動産を所有していれば支払はなければならない税金の一つです。誰も住んでいない空き家を所有しているだけで、毎年1回支払い義務が発生します。

また、建物管理の為、庭の草刈りを委託したり、修繕することで費用も発生します。

 

「とりあえず空き家で維持する」というのは建物劣化や、治安の悪化、税金の面からみてもリスクが高くなります。

 

 

■空き家は売却を検討しよう

空き家のまま保有しておくのはリスクが高いことはお判りいただけたのではないでしょうか。活用方法としては「将来自分で住む」「賃貸に出す」「売却する」などが考えられますが、保有する強い意志がない限り、「売却する」ことがおすすめされます。その理由を見てみましょう。

 

 

・空き家の3,000万円特別控除の制度がある

通常、不動産売却時に課せられる所得税や住民税を含め税率は20%以上課金されますが、

一定の要件を満たすことにより、売却益が3、000万円以内であれば譲渡所得税がかからなくなります。

要件は昭和56年5月51日以前に建築された建物であることや、相続が発生した日(亡くなった日)から3年後の12月末日までに売却が成立すること等、要件はたくさんありますが、税金負担を抑えることができます。ただし実際に適用できるかどうかは税理士や税務署に確認しましょう

 

・維持費の負担がなくなる

先ほどお伝えしたように、空き家は保有しているだけで維持管理費や固定資産税が発生してしまいます。売却されれば当然その負担も無くなります。

 

 

☆今日のまとめ☆

「とりあえず維持」し経年劣化が進んだ空き家は、いざ売却しようと思っても、その時には想像以上に資産価値が下がっており、結局大規模な修繕が必要になってしまったり、売却までかなりの年数を有してしまったり、最悪の場合、買い手がつかず売れなくなってしまうことも考えられます。そうなる前に対策し、早めに手を打つことで、空き家という資産をしっかり活かしましょう。

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